写譜(浄書)の楽しさ再発見♪

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

さいたま市北区「プラザノース」で開催中。初心者が安心して通えるサックス教室。

バップライフサックス教室 代表の髙橋浩明です。https://www.bop-life.info/lesson/

 

12月15日は久々!実に7年ぶりに「BIG BAND(16人編成のJAZZオーケストラ)」コンサートを開催します。

私の主催するコンサートも今年より、地域に根差した場所での開催を予定していて、レッスン拠点でもある「プラザノース」で、過去に行った経験もある「多目的ルーム」を選びました。

 

 

7年前のフライヤーをあらためて見てみました。

 

土曜日の午後開催でしたが、たくさんの方々にご来場いただきました。場所も今年と同じプラザノース2階「多目的ルーム」

リズムセクションのピアノ:湯川珠美さん、ベース:石原雄介さん。リードトランペット:武田宗大さん、アルトサックス:沼尾木綿香さんは前回に引き続きの参加ですが、殆どのメンバーは今回が初共演となります。

 

 

ビッグバンドはもじ通り大きな編成(今回は16人)で、先ずは、メンバーのスケジュールが全員合わないと本番に臨めません。12月の繫忙期に拘わらず、メンバーの方々のご紹介で、凄腕ミュージシャンが結集したことには感謝しかありません。

 

 

次に準備に取り掛かったのは8月から始めた、本番当日の選曲。

今回はビッグバンドで歴史を振り返るコンサートにしたかったので、お馴染みの曲も多数、お聞き頂ける予定です。選曲を進めて行くと足りない楽譜はスコア(全部のパートが記載されている楽譜)からパート譜へ書き写す必要がある曲に出くわしてしまいました。

 

最近では楽譜もネットで簡単に購入し、コンビニで「プリント」出来てしまうのですが、せっかくなので、経費節約も兼ねて!こちらも超久々に!!全パートの写譜(浄書)に着手しました。

私の写譜歴は、さかのぼる事40数年前。中学校で入部した吹奏学部(当時はブラバンと呼ばれていました)での事でした。毎年9月に行っていた定期演奏会の楽譜は、「部の掟」で最高学年の方々以外はコピー禁止になっていました。現在と違い、その頃のコピーは未だ青白い線になってしまうことも多く決して綺麗ではなかったのですが、数十曲の何ページにわたる楽譜を手書きで書き写す事は、入部したての中学一年生にはかなり高いハードルでした。こっそりと授業中に書き写しをしていた事もしばしばで、良くご注意を受けました。

 

同期のメンバーが四苦八苦している様子を横目に、せっせと書き写してるうちに「余り嫌な感じがしない」むしろ「楽しく」なってきている自分に気が付きました。元来「書く」事が好き!であった事が、幸いしたのだと思います。部室にあったJAZZ手書き譜面を見て、感激したことも、大きな要因でした。

 

社会人になり、一旦、音楽から完全に離れた時期が8年程ありましたが、この時期の「音楽を欲する気持ち」を持ち続けた事が、後の音楽活動再開の原動力になりました。

 

ある日、参加したアマチュア・ビックバンドの指導者からプロの演奏に使うスコアをからパート譜に書き写すお仕事を頂きました。写譜には始めて「ミュージック」と、言われる万年筆を使用。クッキリと差の出るラインのコントラストに魅了されて夢中になって書き上げました。

 

いつしか、楽譜を「手書きで書き写す」事を、する人はいなくなり、ディスクトップ・ミュージックスコアリングが主流になって行きました。私は完全に時代に取り残され今だに「手書き」に拘り作譜をしています。双方にメリット・デメリットはあると思いますが、自分は圧倒的に手書きの方が「早く」書けること、「読みやすく工夫出来る事」書きながら「音楽を理解すること」が、出来る写譜(浄書)が私にはあっているように感じます。何より書いている時間は、集中しますので、我を忘れています。

 

今回の作譜でやっぱり好きなんだなー写譜!と、思えた貴重な時間でした。

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