スコット・ラファロのあまりにも短い生涯

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最近までピアニスト「セロニアス・モンク」の本を読み続けていたのですが、その名前が本にも度々登場し、ビル・エバンストリオ全盛期の伝説的ベース奏者:スコット・ラファロ。実妹「ヘレンさん」が彼の短い生涯を実録した本があることを知り、読み進めてみることにしました。本の装丁はこんな感じです。

blogの公開日(7月6日)が彼の命日にあたること知ってぜひ取り上げたかった「スコット・ラファロ」のベース奏者のキャリアは僅か7年。にも拘らず、なぜ彼の存在が伝説化しているのか?勿論実際のプレイをYouTubeや音楽メディアで確認することが一番なのですが、文章に書き表すことによって伝わる人間スコット・ラファロにも大変な魅力が隠されていたのです。

 

 

まず驚いたことに、音楽のキャリアのスタートがクラリネットであった事。実は音楽大学入学時はテナーサックスを演奏していたそうで写真も本の中にあります。大学入学時に副科でベースを手にして僅か数年でメキメキ頭角を現してきたそうです。

 

ベースを伴奏する楽器から、メロディーも演奏でき、対話的な手法を取り入れたその演奏スタイルの確立は正に革命的な出来事だそうです。

 

彼に携わった方々の証言で印象的な事は「常に練習していた」、「人にやさしかった」とのコメント。出会いを大切にして常に動き回っていたアクティブな好青年だったそうです。そのことが災いしたのか?「車の運転はいつもフルスピードだった」との証言した人もいます。

 

1962年7月6日。スコティーの運転していた車は、居眠り運転が原因で樹木に激突し炎上。即死だったそうです。僅か25歳でこの世を去ったスコッティ。今日はビル・エバンストリオの演奏聴き、追悼したいと思います。

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