こんにちは!Bop Life講師の羽鳥絢子です。

毎日暑いですね、皆様いかがお過ごしですか?



今回は、サックスのキーの内側のパッド(タンポ)についている

レゾネーター(ブースター)とよばれる部分のお話をしますね。





あまり、気にされる方は少ないかもしれませんが、

こういうパーツが皆さんの楽器についていると思います。

パッドの真ん中に、何かついていますね。

これをレゾネーター(ブースター)と言います。

写真の左下が金属でできたメタルレゾネーター

右上はプラスチックレゾネーターです。



レゾネーターを訳すと、『共振器』となります。

ただ実際の役割としては、『反射板』の意味合いが強くなりますが、



要は、サックスの管体の音(鳴り)に共振・反射する役割を担っています。



いろいろな工夫がされていますが、大きくは

メタルとプラスチックの違いです。



皆さんお持ちの楽器を見てみてください。

パッドのところ

見えますか?



上の写真はメタルレゾネーターですね。

これは、音がよりクリアに、明るくなります。



一方で、プラスチックレゾネーターの方が柔らかいサウンドになります。



個人的な所感ですが、メタルの方が遠鳴りするので、

プロの方はメタルが多いような気がしますが、

実際どうでしょう、統計取ったことありませんが、、、


あとは波型がついていたり、フラットなものがあったり、

各メーカー、モデルによっていろいろです。


そしてこれらは、リペアの人に頼むと、好みのものに交換してくれます。

やるなら、全部交換になると思いますので、必ずお財布と相談が必要になりますが、

例えば、オーバーホールの必要があるときなど、

音に関して悩まれている人は、思い切って変えてみるのもありかなと思います。



ただ気に入らなかったとき、ダメージが大きいですが!




あ、でもその前に!

皆さん、楽器のリペアは、最低でも一年に一回、

できれば半年に一回、キーバランスの調整などしてもらってくださいね!



楽器の状態は、吹きやすさに直結します。

いつも吹きやすい状態にしておくと練習も捗りますから、

たくさん練習している人は、こまめに調整に出してくださいね!


日々の練習が少しでも楽しく捗りますように。


それではまた、少しずつ紹介していきますね。

お読みくださりありがとうございました。


良いサックスライフをお過ごしくださいね。


羽鳥絢子でした。