Kさんの新しい相棒

いつもblogをご覧頂きありがとうございます。

バップライフサックススクール代表の髙橋浩明です。

 

昨年末に念願のセルマーM6 tenorを手に入れた私の生徒Kさん。ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。少しずつコツコツと進んで来られたKさんにとって最高のご褒美となりました。

 

サックス奏者(アマチュアを含めて)の人口のうち圧倒的に多いのはやはりアルトサックスです。難易度,扱い易さ,を考えると当然だと思います。恐らく80%位はアルトサックス奏者ではないでしょうか?私の生徒さんも大体この位の比率でアルトサックスでテナー奏者は本当に少数派になります。

 

私自身はテナーサックス奏者と自負しております。勿論アルトの生徒さんの指導はアルトサックスで行いますが信条的にはテナーの生徒さんが増えると良いなーと内心は思っているんです。

 

そんな少数派のテナーの生徒さんの中でも経験年数や実績,キャリアも充分のKさん。大学生時代はビッグバンドでバリトンサックスを演奏。卒業後はテナーサックスに転向しひたむきにジャズを学んで来ました。

 

よくお話しを伺うと宮本大路さんのレッスンも受けてたこともあると聞きがぜん親近感を感じました。早速ご自身の出身校付近にある施設でレッスンがスタート。さすがは宮本大路門下の強者、Jazzアーティキュレーションや確かな奏法に伴う豊かな音色等すでに一定のレベルに達していてご本人の望むアドリブを自由に演奏するにはどうすれば?の一点にポイント絞ってのレッスンでした。コンスタントに毎月お通い頂いていました。

 

そんな中、レッスン時間になってもいらっしゃらない事が続きました。車で通って下さるKさんが事故にでも巻き込まれてはいないか心配になり後日連絡をして確認をとってみると体調管理に悩みを抱えていてことが判明したのです。Kさんからも「レッスンは続けたいが2か月に1回のペースにして欲しい」との申し出がありましたので、私はKさんのモチベーションが下がらぬよう参考になる音源や読み物などを紹介して回復を待つ事にしました。合わせてKさんのモチベーションアップの仕上げは新しい相棒を見つける事だ!と決めていたのでKにも情報をお知らせし様子を見ていたのです。

 

秋口になり、体調がよくなってきていることが本人の顔色や表情からもはっきりわかってきました。他のテナーサックスの生徒さんが新品の素晴らしい楽器を手にされた事にも刺激を受けてKさんは楽器のグレードアップを決断されました。Kさんレベルの方が次に手にするテナーはセルマー。しかも出来たらビンテージと狙い定めていたのですが一時市場に溢れていたビンテージマーケットは本数自体が激減していることに焦りを感じました。そんな時に頼りになるのはやはり馴染みのS楽器店。普段は取り扱い本数があまりない印象でしたが幸運なことにフランスセルマーのマーク6が2本もあることが判明しました。

 

12月の最終水曜日に楽器店で待っていたのは最後期のマーク6×2本。しかもそのうちの一本は新品の様な極上品。涎が出そうな素晴らしい逸品でした。早速試奏開始。直ぐにこの2本の楽器のポテンシャルを確認しKさんに引き継ぎ、試奏して頂きました。

 

Kさんが選ばれたテナーサックスは冒頭の写真の楽器です。息を入れた瞬間の表情、購入を決断され楽器を持ち帰る時の何とも言えない嬉しそうな表情はいままでのKさんからは見られなかった和やかな、幸せに満ちた面持ちでした。良い出会いに立ち会えたことを私も嬉しく思え、とても幸せな気持ちになりました。

 

これからも新しい相棒を末永くご愛用されてくださいねー♪

 

 

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